TSS（トヨタソーイングシステム）

和賀繊維工業では、オペレーターが複数の工程（機械）を担当するTSS（トヨタソーイングシステム）を導入し、コの字型に配置された各ミシンをローテーションしながら作業を進める「立ちミシン」でラインを稼働させています。

• 各作業を分担する従来の縫製方法（座りミシン）よりもオペレーターの負担が少なく、一人のオペレーターが集中して自分のペースで流れるように作業を行うため、作業効率も高いことが特長です。和賀繊維工業ではTSSをベースに独自の改良を加え、20年以上立ちミシン方式でオペレーションを行っています。作業効率の向上や身体的負担の軽減に加え、正確な納期予測ができることもTSSの強みです。

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製品ができるまで

和賀繊維工業では、熟練の従業員が各工程を分担し、丁寧な手作業で一つひとつの製品を仕上げています。

縫製

大手衣料品販売メーカーがデザインした裁断済の生地が、和賀繊維工業の縫製によって衣服の形になります。直線縫い、ポケット付け、ボタンホール…様々な工程や作業がありますが、オペレーターの作業量が均等になるように担当を振り分けています。

検品

工程ごとの検品、最終の検品と何度もチェックを重ね、製品の仕上がりを複数人の目で確かめます。

アイロン・仕上げ

梱包前の仕上げに丁寧にアイロンをかけていきます。作業と並行しながら、縫製・品質の最終チェックが入ります。

出荷

指定納期よりも早めの納品スケジュールで進行するのが和賀繊維工業のスタンダード。岩手県で作られた和賀繊維工業製の衣料品が、日本全国へ出荷されます。